井戸の底で天使に書いた手紙
先日、孔雀の羽根と出会ったお話を書きましたが、
なぜ孔雀の羽根と出会ったのか。
そして孔雀の羽根と出会ってから起きた展開はなぜ起きたのか。
ずっと思い返していました。
そして思い当たったことがひとつ。
2009年、庭師の仕事をしていて非常に苦しい時期でした。
乗り越えて行きたいけれど
乗り越えてもなんの希望も与えられていない・・・
でもどうにか乗り越えて行きたい・・・
そんな時期でした。
そのときに本当に血を吐くような思いで、ある手紙を書いたのです。
打ちのめされながら、
力を振り絞って訴えるように懇願するように書いたことを今でも覚えています。
この手紙に書いたことはすべて聞き届けられました。
叶ったというか、叶えていくためのチャンスをたくさんいただいたのです。
今思えば、この手紙が、孔雀の羽根との出会い、
そして今の、あんとす堂の大きな大きな土台になっていると強く思うのです。
ですので、今、
とてもとても祈ることが必要な方のために、
井戸の底にいて、打ちのめされている方のために、
夏至を越え、わたし自身がこの手紙を通して祈った道を歩み続けることができるように、
みなさんもわたしも、
いつでも祈りの力を信じられることの
心強さを持てるようになるために、
2009年に書いた天使への手紙の内容をここに記したいと思います。
現状は手紙に書いてあることと正反対、心も体も疲れ切っていました。
そして、 この手紙を書いてから2年経った頃。
魔法のような勢いで、点と点がどんどんつながっていくのを感じ・・・
ふと、この手紙のことを思い出し、読み返してみたのです。
「ああ、このことは、あの手紙のあの部分につながっている」
「叶えてもらってる!」
その流れは今に至るまで、終わりなく続いています。
その実感がことあるごとにあるのです。
そのたびに感謝があふれます。
おそらく、具体的に「助けてください」「導いてください」と書いたこともよかったのだと思います。
井戸の底にいるときは、目の前は真っ暗だし身動きがとれないけれど、
天とつながりやすい時期なのかもしれません。
なぜなら、天上をまっすぐ見上げることができるから。
まっすぐ天を仰いだ時に、ほんとうにほんとうに大切なことを訴える余裕しかないから。
今、もし八方ふさがりに感じる状況にいても
真上だけはふさがっていないことを、どうか思いだしてください。
そしてどうか求めてください。
ほんとうに自分がしあわせになれる状況を。
今すぐかもしれないし、数年後かもしれない。
けれども必ず、そのときの求めが叶えられていたことに気づく時がやってくるでしょう。
どうかどうか辛い時ほど上を向いて、心の中のペンと紙を使ってくださいね。
今日は長くなってしまいましたが、
すべて人の中にある、魔法の源泉をわかちあえることを願って。
読んでくださりありがとうございました。