祈りの時間、祈りの旅


*かなり長い文章になってしまったので、短くしました


今回、飛騨で過ごした冬至の時間は、
祈りの喜びにみちた時間でした。


「冬至」という、
太陽がもたららす光と闇の特別な時間を
皆でお祝いして心に深く刻むこと。

そして祈り・・・

特定の宗教としての祈りというよりも、

自然への感謝や、
自然が本来の健やかさや力強さを損なわずに
これからもますます栄えるように ・・・


そんな気持ちを込めて、
言葉の贈り物にして捧げる行為は

いつ行っても
気持ちが清々しく満たされて、安らかになります。

冬の飛騨の澄みきった空気を深呼吸するように、
大切なことを吸収させていただきました。



わたしは2012年の晩秋から、
毎年、同じ時期に聖母マリアさまへ祈るようになりましたが
カトリックだからというわけではなく、

ここ数年間は、
内面に力を与えるために、
どうやら必要なもののようだ・・・
と確信しておこなっています。



今回の54日間の祈りの期間中は、
飛騨に6日間滞在しました。

冬至を過ごした飛騨での宿は、部屋の窓の前に猫柳の木


猫柳は、手作りしたロザリオに使用していて

わたしにとって、54日間の祈りに縁の深い植物です。


まるで、 
見えない世界からプレゼントを頂いたようで
とてもうれしかったです。

気持ちがあたたまる飛騨の木との出会いでした。

滞在中、この窓から
猫柳の木と月を眺めがらお祈りした日もありました。


わたしにとっての54日間の祈りに縁の深い植物は
じつは他にもいくつかあります。

飛騨に生えている樹木もそのひとつです。

朴、桐、檜、杉、桂、唐桧、楢・・・
ロザリオづくりのときに、
飛騨の樹木の板をたくさん使いました。

ロザリオを制作したときの記事はこちら→★

だから今回、このロザリオ作りに協力してくれた
飛騨の木々に囲まれ

山道の静寂の中でひとり歩きながら

ロザリオを持ってお祈りできたのは、

自分のなかでは非常に整合性のあることで、

ものすごく 満たされました。

ふはー・・・



飛騨から帰って来てから
「なんだか変わったね」と言われるのは

冬至のお祈り、54日間のお祈りが

飛騨の自然と絡み合ってなされた・・・

この満足感がとっても大きいと思います。


次回の飛騨では、春分の日を過ごす予定です。

初春の飛騨での自然は
どんな表情を見せてくれるでしょうか。
今からとても楽しみです。

長くなりましたが
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

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