虹のたもとのこちら側、ひとつめの海の岸辺で

2015年の年末から2016年の年始にかけて

心の中に浮かんでくるビジョンがありました。



可燃性の液体のおおきなおおきな海を

ちいさな炎である自分が

その海に入りながら渡ってゆくというものです



ビジョンとしては

海岸でその異様な海を目の前にして

波打ち際で

すこし怖気づくような

圧倒されるような状態なのでした



これはスピリチュアルな道を深めることへの

畏怖なのだと直感



今年、2017年の1月1日は

海王星と火星が大接近したそうで

占星術的にこの状態をどうみるか調べたら

意思(火星)とスピリチャリティ(海王星)が

一体になる状況らしく


先に挙げた異様な海を渡るビジョンは

このことなのかもしれないなと思いました


海王星(Wikipediaより)


火星(Wikipediaより)



わたしの今年の太陽回帰(1月4日)にも

この海王星と火星の合は

少なからず影響してくることでしょう



このビジョンが

2015年の12月から2016年1月の間

あまりに何度も浮かんで離れないので


約1年前の2016年1月10日

iPhoneのメモ帳に詩にして残しておいたのでした


ほんのたまには

こういうシュールな(?)更新もいいかなと、

書いてみます


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魂の願いに耳を澄ませたとき


その声は


七つの海を超えていこうと歌いあげた



そのとき雨があがり


大空の向こうに虹が出た



虹のたもとを目指し

 
わたしというちいさな炎は走り出す


町を越え

畑を越え

川を越え


見渡す限りの広大な海が見えてきた




けれども
なにかが異様だと、

わたしはすぐに直感する


 空とぶ鳥が

浄めの海だと歌う


海水にひとたび触れたなら

その水のすべてが燃えて

巨大な炎となって

海の果てまで燃えてゆく

そんな海なのだと






あまりに異様な海に

ちいさな炎のわたしは立ち尽くす




この海に入り、

この海の中をすすむあいだ、

わたしは何をみるのだろう

渡り終えたわたしは何を見るのだろう

どうなってしまうだろうか



鳥が歌が聞こえてくる


「虹のたもとに辿りつくのだ」



さらに鳥が旋回しながら歌い上げる


「七つの海を超えたなら」


「七つの海を超えたなら」

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